長期入院や特殊な治療により、患者様には多くの不安やストレスが生じます。当センターは、患者様お一人お一人との距離を縮める努力として、患者様の心のケアーを含めた苦痛除去に重点を置き、様々な独自の取り組みを行っております。その一部をご紹介いたします。
血液病センターでは、患者様と診療スタッフとのコミュニケーションだけではなく、患者様同士の情報交換を重要視しております。化学療法や移植を受けた方にしか理解できない、治療による苦悩やその解決策などの貴重な体験談を「励ましの言葉」として、次に同じような治療を受けられる患者様へお送りしています。ここにそれらをご紹介いたします。
自家移植治療を受けることを聞き、なぜ私がという思いがつよく、どうしたらいいのかわからず悩んでいました。
時間が経つにつれ、現実のものと思える様になり、先生にいろいろ説明していただきました。私もある程度理解でき、不安もありましたがこの治療を受ける気持ちになりました。
1週間程、高熱・むかつき・下痢に悩まされましたが、これを乗り越えればと思い過ごしました。
先生、看護師さんに支えられ、いろんな方に励まされ、乗り超える事ができました。
ありがとうございました。